アスベスト(石綿)二次調査

二次調査では、調査員による建築物(工事箇所)の目視確認と所有者様等から直接ヒアリングを行います。

1.二次調査

  • 建築物全体の把握
  • 緊急連絡方法の確認
  • 入館・入室方法の確認
  • 建築物の配置図、案内図の入手(書面調査ができない場合)
  • 建築物の関係者にヒアリング調査(書面との照らし合わせ)
  • 隣室、上下階の確認(開口・貫通部はあるか)
  • 他室の確認(同様な材料が使われているか)
  • 工法、材質の確認
  • 試料採取が可能かの確認

2.現地調査票の作成

  • 対象建材の位置や部位の記入
  • 改修範囲の記入(既存仕上げと改修範囲を明確にする)
  • 二次調査写真の整理
  • 現地調査票を作成し提出

■部分改修工事の場合

リフォーム工事など、建屋の部分改修を行う場合には、以下の点も二次調査で確認します

  1. 改修工事の場所を図面と併せて確認
  2. 工事内容と工法などについて確認
  3. 追加工事などの必要性の確認

※工事内容によっては必要となる部分の増減がある場合もあるため、できるだけ詳細な情報をご提供ください。

■解体工事の場合

建物の全部を解体する場合には、以下の点も二次調査で確認します

  1. 建物の現況と図面を併せて確認(増改築・修繕の有無)
  2. 建物の付帯設備及び地中埋設設備(浄化槽など)
  3. 解体工事の全容に関するヒアリング

★二次調査は以下のような内容です

  • 建築物及び使用建材の目視による確認
  • 壁面や天井、床下に使用されている建材も確認
  • 建材の品番・型番・メーカーなどを確認し石綿含有の判定をする
  • 使用されている建材が石綿含有の有無を判定できない場合、分析調査を行う建材をピックアップする